調布市西つつじヶ丘の飲食店街「富士見街」に3月10日、居酒屋「のんべゑ道場」(調布市西つつじヶ丘3、TEL 042-444-3262)がオープンした。
店舗面積は約5坪。昭和の大衆居酒屋をイメージした内装で、カウンター席5席とテーブル席12席を用意する。店主の島田勇さんが飲食店での約18年の経験を生かし、念願のフリースタイルをコンセプトにした同店をオープン。子ども連れでも楽しめるよう子ども用ホルダー式チェアも用意し、約15人の貸し切りにも対応する。
メニューは「あん肝ポン酢」(600円)、「デミみそメンチ勝」(520円)、島田さんの母親の出身地・石垣島から取り寄せた塩を使った「石垣まあ~すユッケ」(900円)などのほか、客の好みや要望にもできるだけ応じるという「気が向いて作る料理」を提供していく。ドリンクでは、「ほたる」(380円)、「伊勢吉どん」(500円)、「月の中」(700円)など約15種類の焼酎も用意する。
オープン翌日に東日本大震災が発生した同店。被害はなかったものの地域の人々に支えられてオープンできたことから、「元気に営業する姿を見せたい」と震災当日も営業した。当面の間は生ビールの売り上げの一部を被災地の義援金に充てるという。
島田さんは「幅広い客層にかわいがってもらいながら、昔からの飲食店街に若い人も取り込み、さらに盛り上げられるようにこの店から頑張っていきたい」と意気込む。
営業時間は18時~翌1時。火曜定休。