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調布の各店がチャリティー営業-深大寺のそば組合、避難者にそば券提供

味の素スタジアムに滞在する東日本大震災の被災者へそば券100枚を提供した深大寺そば組合御林洋会長

味の素スタジアムに滞在する東日本大震災の被災者へそば券100枚を提供した深大寺そば組合御林洋会長

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 調布市内で現在、東日本大震災の被災者への支援や募金活動を行うチャリティー営業を行う飲食店が増えている。

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 レストラン「カムラッド調布店」(調布市布田1)は「義援金付ランチ」を提供し、代金の一部(50円)を義援金として寄付する仕組みを取り入れるほか、店頭にも募金箱を設置している。アイリッシュパブ「Kenny’s(ケニーズ)」(布田1)では3月30日までに、義援金のためにチャリティービールを204杯分提供し、23万2,768円を日本赤十字社に送った。今後は毎週木曜にチャリティービールの提供を続けていくという。

 ランチに訪れた市内在勤の女性は「自粛ムードで静かになっていた街が少しずつ元気になってきたように感じる。義援金を組み込んだメニューがあれば、寄付もでき、経済活性化にもつながるのでは」と話す。

 深大寺にあるそば店など30店で構成する「深大寺そば組合」は4月1日、味の素スタジアム(西町)に滞在する福島県からの避難者に1,000円分のそば券100枚を提供した。

 同組合の御林洋会長は「縁結びのお寺・深大寺のある調布に福島から避難されたのも何かのご縁。不自由な避難生活を強いられている皆さんに新緑の深大寺に来ていただき、少しでも息抜きしていただければ」と話す。

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