横浜DeNAベイスターズの監督に就任した、調布市在住の中畑清さんが1月6日、就任報告のために調布市を訪問。会場の調布市文化会館たづくり1階に駆けつけた200名以上のファンや野球少年を前に、2008年よりリーグ最下位に低迷するチームの立て直しにかける意気込みを語った。
調布市で初の「宣伝本部長」に任命され、特大の名刺が贈られた(関連画像)
中畑さんは会場に集まった野球少年たちにエールを送った後、「ベイスターズにも若い力、将来性のある選手がたくさんいる。そのような選手を活用し上位を目指して頑張っていきたい」と応援を呼びかけた。
サプライズゲストとしてアントキの猪木さんも応援にかけつけ「私にビンタをして、白い星をたくさん見せて欲しい」とせがまれ、応じる一幕も。
会見では、同市で初となる「調布市宣伝本部長」にも任命され、特大の名刺が贈られた。
中畑さんはチャリティゴルフで集めた寄付などを元に、同市の子育て施設や福祉施設に物品の寄贈などを毎年行っているほか、東日本大震災では、同市にある味の素スタジアムの避難者を激励するため、中畑さんの呼びかけで、巨人軍のOBや俳優の西田敏行さん、梅宮辰夫さんや女優の秋吉久美子さんらが駆けつけ、炊き出しなどを行った。
中畑さんは福島県出身。駒沢大学に進学後、1975(昭和50)年読売ジャイアンツの3位指名で入団。1989年に引退するまで、1248試合に出場、4838打席、打率2割9分、171本塁打の成績を残す。その後、テレビのスポーツ解説者やジャイアンツの打撃コーチ経て、2004年アテネオリンピック野球日本代表の監督を務めた。昔の口癖は「絶好調!」、最近は「熱いぜ!」