調布市民が市立図書館(調布市小島町3)と協力して文学や平和、町並みや人材などのテーマで調べた街の情報をネット発信するサイト「調布市立図書館 市民の手によるまちの資料情報館」で1月21日より、調査したテーマをイラストにしたPCの壁紙をダウンロード配布する。
同サイトは、「まち」の情報を「まちの資料情報館協力者会」の会員が調査して発信するもの。調布市に在住した作家を紹介する「調布の文学」や深大寺とそばの関わりを調査した「深大寺そば」、各小中学校の図書室の紹介をする「こどもの読書環境」や戦争遺跡を紹介する「調布の戦争遺跡など」のテーマを設け、資料は市内図書館の蔵書検索で在庫を調べることができる。
同サイト内の「調布の蔵」を調査、発表した同会会員の沖崎さんが調査した土蔵をイラストで紹介したことが好評だったことから、壁紙は、これに3カ月分のカレンダーも付けて配布する。
沖崎さんは「100棟以上もある調布の蔵は注意深く探せば私たちのすぐ身近にある。街にあふれる商品的な建物などにはない蔵のもつ美しさや先人の知恵を感じてもらえれば」と話す。
ダウンロードは同サイト内の特設ボタンをクリックしてダウンロードする。サイズは1,280×768ピクセル、1,280×1,024ピクセル、1,024×768ピクセルの3種。今後は4月、7月に配布を行う予定。