6月2日に行われる「第40回 調布市環境フェア」で、調布市歯科医師会が「歯と健康のつどい」を行い、80歳で20本以上の歯が残っている市民を表彰する。
「80歳になっても20本以上自分の歯を保(たも)とう」と厚生労働省と日本歯科医師会が「8020表彰」と提唱し始まった同表彰。現在は「8020推進財団」を設立して「8020運動」を推進している。同財団の2005年の調査によると、80歳の1人平均歯数は約10本で、20歯本以上の歯を持つ人の割合は21.1パーセント。
今年の「8020」では48人を表彰する予定。3~4歳の虫歯のない子どもとその家族を表彰する「すこやか家族表彰」は4組の家族を表彰する。
中村歯科医院(下石原1)の歯科医師・中村陽一さんは「いつまでも元気でいるためには歯を健康に保つことが大事。日頃から検診を行い、『8020』を目指してほしい」と話す。
「歯と健康のつどい」ではそのほか、市民講座「噛むこと・飲み込むことの障害」「歯科から行う食育支援」や小学4~5年生の「調布っ子食育マイスター」による「正しくおいしく食べるための提案」発表会、「ポスター・標語コンクール表彰」などを行う。
開催時間は10時~15時。場所は「調布市文化会館たづくり むらさきホール」(調布市小島町2)。