調布・布多天神社で「夏越大祓」-1000年続く恒例おはらい儀式

6月25日に布多天神で「夏越大祓(なつごしのおおはらえ)」が開催される。

6月25日に布多天神で「夏越大祓(なつごしのおおはらえ)」が開催される。

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 調布の布多天神社(調布ヶ丘1)で6月25日、おはらい儀式「夏越大祓」(なつごしのおおはらえ)が開催される。

(配布されている「形代」(かたしろ)。自身の身代わりとして罪やけがれを移す。

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 儀式では、罪やけがれを除き去り、清めるとして厄災を逃れるという神話に基づき、茅輪(ちのわ)を八の字にくぐる「茅輪神事」を行う。茅輪は同神社役員が調布市内や市近隣で集めたイネ科の草であるチガヤを使って手作りする。

 儀式に向けて、同神社では現在、形代(かたしろ)を配布している。形代は、自身の身代わりとして、息を吹きかけ、体をなでつけ、罪やけがれを移し心身をはらい清めるもので、同24日までに初穂料(=1000円)を添えて社務所に届ければ、同儀式でおはらいされる。

 当日は9時~17時、手作りの「茅の輪御守(ちのわおまもり)」(300円)と「根付けつき茅の輪御守」(600円)が配布される。どちらも数量限定で当日中にほぼなくなるという。

 宮司の野澤康次郎さんは「『大祓』は1000年以上も前から続く日本の伝統行事。当神社でも明治のころから行っている。一般の方も参加できるので、ぜひ来ていただき、すがすがしい気持ちになって、暑い夏を乗り切っていただければ」と話す。

 14時開始。

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