「調布カレーの会」(調布市国領町7、TEL 042-486-1585)は12月15日、第4弾となるレトルトパック「調布野菜カレー」を発売する。
同商品は、特産といえる農産物がない同市の農業をPRしようとJAマインズ調布地区に所属する若手農家9人が「調布カレーの会」を結成し、地元で生産する野菜を持ち寄りレトルトカレーに仕立てた。2009年に第1弾、翌年には第2弾を5000個限定で販売したところ、発売から約1カ月半で完売したことから2011年の第3弾は2万個を発売した。
第4弾は大根、里芋、ニンジン、キャベツ、白ネギなど5種類の地元野菜を入れたカレーに仕上げ、1万2500個を発売する。9人の集合写真を載せたデザインが恒例だったパッケージには、「スポーツ祭東京(東京国体)2013」のマスコットキャラクター「ゆりーと」も参加し、裏面には東京国体の説明と共に同市にある味の素スタジアム(西町)がメーン会場であることもPRする。
代表の杉崎武志さんは「今回は久々の冬野菜バージョンとして、どれもこの時期、この調布で旬を迎えるおいしい季節の野菜。東京国体本番となる来年には、夏野菜バージョンも発売する予定。どちらも逃さず、ご賞味いただきたい」と話す。
価格は1パック350円。JAが運営する「マインズショップ」(調布、調布サウスゲートビル、西府、多磨、神代、狛江支店)のほか、クイーンズ伊勢丹調布店(染地3)、キッチンコート西調布店(下石原3)、ぬくもりステーション(布田1)、白井米店(富士見町3)などで販売する。