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調布市・仙川にマクロビオティック食堂-「こだわり」野菜メニュー提供

「大豆の唐揚定食」(900円)。大豆タンパクを鳥唐揚風に調理したものと前菜3種類、玄米ご飯とお味噌汁付き

「大豆の唐揚定食」(900円)。大豆タンパクを鳥唐揚風に調理したものと前菜3種類、玄米ご飯とお味噌汁付き

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 調布市仙川の住宅街に1月10日、マクロビオティックメニューを提供する「八百屋食堂 ゆめ」(調布市仙川町1、TEL 03-3326-9067)がオープンした。

「八百屋食堂 ゆめ」のオーナー・前島数馬さん

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 同店はマクロビオティック居酒屋「IZAKAYA GAYA - 我や - 青山店」(渋谷区渋谷2)で修業を積んだ前島数馬さんが独立し、出店。マクロビオティックとは、穀物や野菜、海藻などを中心とする日本の伝統食をベースとした食事を摂(と)ることで健康な暮らしを目指す食生活法で、メニューは、白身魚以外の肉類は一切使わず、野菜も無農薬や有機野菜を中心に食材を厳選し仕入れている。

 店舗面積は約9坪。席数は14席で、テーブル8席、カウンター6席を用意する。メニューは「大豆のからあげ」(800円)、「白身魚の塩麹焼き」(750円)、「車麩のカキフライ風」(800円)、「うどんDEボンゴレ」(750円)などのほか、「りんごの寒天ゼリー」(400円)、「バニラパウンドケーキ」(580円)、「ガトーショコラ」(600円)など砂糖や卵、乳製品を使わないスイーツも用意。ランチメニューは、「お野菜ランチ」「お魚ランチ」「大豆の唐揚定食」「レンコンのステーキ定食」「海老と豆腐のチャンプルー定食」(以上900円)などを用意する。

 前職で料理長から副社長まで務めた前島さんが独立した最も大きな理由は、健康に良いおいしい弁当を作り、多くの人に食べてもらうため。以前は110キログラムを超える肥満体型だったという前島さんは「突然病気で倒れた父親のために母親が食事療法の一環として取り入れたのがマクロビオティックだった。食事を変えるだけで、肉体的にも精神的にも健康に過ごせ、毎日の生活が全く変わる。野菜の勉強や良い食材を仕入れるためのルート開拓などに奔走するうち、せっかく野菜を作っても、お客さまに直接届けることはなかなか難しい農業のあり方を痛感した。農家とお客さまの間に入り、食材をそのままに、健康にもよくおいしい料理を届けていきたい」と話す。「今後は、目標であるお弁当事業の展開やマクロビオティックを知ってもらうために本を出版する予定」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~23時。

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