調布市仙川にある国分寺崖線で7月6日と21日、「仙川でノルディック・ウォーキング」が開催される。主催は市民サークル「せんがわ体育部」。
「ほぐれッチ」(主婦の友社)の著者で、仙川駅近くで「studio MOVE(スタジオ・ムーブ)」(三鷹市中原1)で柔軟体操を指導するボディー・トレーナー、八田永子さんが発起人の同サークル。「仙川手作り市」などのイベント企画を行っている「ガルスガルスグラフィクス」が協力して、今年5月に結成された。「仙川の街中や自然環境を教室に体育の授業をするような雰囲気で運動し、体のことを勉強しながら楽しく交流する」を活動コンセプトに、ジョギングやダンス、ヨガ、格闘技などさまざまなインストラクターを呼んだ体験型イベントを定期的に開催する。
オープニング・イベントとして企画された同イベントでは「日本ノルディック・ウォーキング協会」で理事を務めるハタケンジさんが講師となり、約1時間のウオーキング・コースを歩く。2本の専用ポールを手に持ち、緩やかなフィールドを歩く同エクササイズは、フィンランドが発祥のスポーツレクリエーション。足首・膝・腰への負担が少なく年齢やスポーツ経験を問わず参加できるのが特徴。
ウオーキング・コースは国分寺崖線の雑木林周辺で、「実篤公園」と「森のテラス」(以上、若葉町1)、若葉の森とも呼ばれている「若葉3丁目第3緑地」などを歩く予定。ウオーキング終了後には、特典として同サークルが「厳選」した仙川名物のお茶菓子を楽しむことができる。
八田さんは「緑いっぱいのマイナスイオンシャワーを浴びることができるイベント。実篤宅の庭には都内でここしか公開していない『ヒカリモ』もある。そしてここが都内とは信じられない豊かな環境の森のテラス。自然、文学、人、街、歴史を一緒に歩いて楽しみましょう」と話す。
開催時間=9時~10時。対象=5歳以上(子供は身長100センチメートル以上で大人同伴のみ)。料金=1,500円(専用ポールのレンタル、保険費用、終了後のお茶とお茶菓子付き)。申し込みは同サークルの公式サイトから受け付ける。