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調布市内の夏祭りなどで復興支援活動-被災地のお祭りに義援金

生ビール販売で復興支援をする「調布から!復興支援プロジェクト」

生ビール販売で復興支援をする「調布から!復興支援プロジェクト」

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 調布市内で復興支援活動を行う「調布から!復興支援プロジェクト」が現在、市内で開催されている盆踊りや夏祭りなどで、東日本大震災の復興支援のためのチャリティー販売など行っている。

生ビール販売を行うと同時に東北地方の食材を使った「おつまみ」を販売。(メニュー表)

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 同市内にある味の素スタジアム(調布市西町)が震災直後避難所になったこともあり、東日本大震災から2年4カ月を過ぎた現在も、同団体では「細く」「長い」活動を続ける工夫をしている。

 7月26日・27日に予定されている同市立八雲台小学校盆踊りでは、市内の酒販店と共同で生ビール販売を行うと同時に東北地方の食材を使った「おつまみ」を販売する。8月2日の「第27回おらほせんがわ夏まつり」では宮城県東松島市や石巻市、女川町の海産物などを販売する。

 また、市立杉森小学校の「第25回杉森地域納涼盆踊り大会」では、来場者のスナップ写真を撮影、その場で印刷販売し、売り上げの全てを義援金に充てる企画やPTAが協力して綿菓子とおもちゃなどを販売し、売り上げの半分を義援金に充てるほか、他の模擬店からも寄付を募る予定。昨年は同様の企画で、19万1,834円を義援金として岩手県釜石市の観光協会へ届けた。

 同盆踊りの実行委員である大野さんは「納涼盆踊り大会の義援金をどこへ持っていくか検討していたところ、市民活動支援センターとつながり、1年目は遠野、2年目は釜石の観光協会に届けることができた。地域でつながったお祭りの、義援金という縁を被災地のお祭りに届けたい」と話す。

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