調布・神代植物公園で「秋のバラフェスタ」-香り高いバラを楽しむ早朝開園など

都立神代植物公園のばら園。300品種・約5000株のバラを観賞できる

都立神代植物公園のばら園。300品種・約5000株のバラを観賞できる

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 都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で10月12日から、「秋のバラフェスタ」が開催される。

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 同園の「ばら園」は中央部に噴水を配置した左右対称の整形式沈床庭園で、開園当時から栽培している老大株や原種バラコレクションがあり世界バラ会連合優秀庭園賞を受賞している。秋バラは花形が美しく色彩が鮮明なのが特徴で、300品種・約5000株を観賞できる。

 早朝の良い香りを楽しめるよう27日までの平日は8時30分から、土曜・日曜・祝日は8時から「早朝開園」し、13日・20日・27日にパフューマリー・ケミストの蓬田勝之さんが「香りのモーニングツアー」を行う(事前電話申し込み、各日先着20人)。19日は植物会館で13時30分から、資生堂リサーチセンター香料顧問の中村祥二さんによる講演会「花の香りを楽しむ」を開く(当日先着50人)。また、20日まで毎日10時30分と13時30分から、神代植物公園ガイドボランティアクラブが「ばら園ガイドツアー」を行う。

 ばら園テラスではドリンクや軽食を提供する「バラのカフェテラス」を営業し、13日・20日・27日はバラの香りに包まれながら音楽を楽しむ「ばら園コンサート」が開かれる。園内ではバラにちなんだグッズや苗木を販売する「ロゼマルシェ」が出店、20日まで「秋のバラ展」や「ミニバラ盆栽展」も予定する。

 同園担当者は「秋バラは春よりも香り高いので、ぜひ朝の芳香を楽しんでほしい。晩秋まで次々に開花していくので何度か足を運んでいろいろなバラを見て」と呼び掛けている。

 通常開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜休園(祝日の場合は翌日休園、10月15日・21日は臨時開園)。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。「バラのカフェテラス」「ばら園コンサート」「ロゼマルシェ」は雨天中止。11月4日まで。

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