調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で現在、「JVA フェスタ2014」を開催している。
JVAはNPO法人「日本映像美術協議会」の略称で、現在約80社が加入する日本の映画、テレビ、演劇を支える団体。同イベントは2年に1度開催する映像美術の体験展示会で、調布市では初の開催となる。
開催期間中、同館1階エントラスではNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で実際に使われた「黄金の茶室」実物セットなどを展示。南・北ギャラリーではJVAに加盟する企業の仕事紹介や作品展示などのほか、体験企画「参加型プロジェクションマッピング」を用意する。10階の学習室では「映画美術スタッフ塾」を開催、12階大会議場ではかつらや特殊メーク、衣装、小道具などの着付け体験も行われる。
13日には、多摩地区初となるデジタルデータによる映画上映方式「DCP(デジタルシネマパッケージ)」を同館が導入したことを記念し、従来のフル・ハイビジョンより約4倍の画像解像度のある4K映像での上映会を開催する。上映作品は「幕末太陽傳」(2K素材)と「Shall we ダンス?」(2K素材4Kスキャニングデジタルリマスター)。
開催時間は、8日~12日=10時~18時、13日=10時~15時。入場無料。「映画美術スタッフ塾」受講者は資料代として1,500円が必要。特殊メークは人数制限あり(先着順)。映画上映時間は、「幕末太陽傳」=13時~14時50分、「Shall we ダンス?」=15時30分~17時50分。鑑賞無料。