調布市せんがわ劇場(調布市仙川町1)で5月18日から22日まで、劇団「CorneliusCockBlue(s)」が「娯楽」を上演する。
同劇団は、よしもとクリエイティブ・エージェンシーのお笑いコンビ「ルート33」のマスダヒロユキさんが「身近な演劇」をコンセプトに、昨年12月に旗揚げ。旗揚げから6カ月連続6公演を企画・上演し、3月から劇場を変えながらコメディー・シリアス・エンターテインメントなどさまざまな作品を上演している。現在芸団員は6人。
マスダさんは、NHK爆笑オンエアバトル第2代、3代チャンピオン。第20回ABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞などの受賞歴を持ち、現在も「ルミネtheよしもと」に定期的に出演するなど、お笑い界や演劇界で活躍している。
同公演は、1964(昭和40)年の日本に存在する、とある劇場のロビーが物語の舞台。高度経済成長期を力強く生きていく日本の若者と現代を生き抜く若者の苦労が同時に巻き起こるエンターテインメント作品。脚本・演出は渡辺栄子さん。渡辺さんは2009年「劇団ひまわり」に所属し、退団後は、女優として活動する傍ら、「大学生や社会人向けの演劇ワークショップ」「脚本執筆」「商業演劇の制作スタッフ」としてさまざまな現場を経験し、現在は脚本、制作活動を行っている。
渡辺さんは「演劇を身近に感じ、そして気軽に楽しんでいただきたい。調布の地元の方々と密着した活動をしながら公演PRを行う予定なので、皆さまと一緒に公演を盛り上げていければ」と話す。
開演時間は、18日=19時、19日=14時、19時、20日=14時、19時、21日=13時・16時・9時、22日=13時・17時。全席自由席で、入場料は、前売り=3,800円、当日=4,000円。予約は同劇団まで。