仙川駅近くにあるギャラリーのサジオ(調布市仙川町1、TEL 03-3300-1010)で6月4日から、「金原京子個展 透明なる日常-ペットボトル」が開催されている。
金原さんは埼玉県大宮市出身、調布市在住のアーティスト。桑沢デザイン研究所卒業後、東京やベルリンで絵画作品を中心に個展開催やグループ展出品をしてきた。2007年からはペットボトルをカット、加熱、変形加工する独自の技法でオブジェやアクセサリーを制作。ペットボトルアートが注目を集め市内各所で展示されたほか、テレビ番組「ぶらり途中下車の旅」(日本テレビ、2011年)や「L4you」(テレビ東京、2013年)などでも紹介された。
同展ではオブジェ(立体作品)を28点、ネックレスやブローチなどのアクセサリーを53点展示する。金原さんは「日常生活の中で欠かせないモノのひとつになったペットボトル。そんなペットボトルを容器と使うだけではもったいない。透明な容器も見方を変えればイロイロなものに変化する。透明な入れモノの可能性を、身の周りのモノから感じたいと思う」(原文ママ)とコメントを寄せる。
隣接するプラザ ギャラリーでは、「無垢(むく) 2016初夏 ニットと写真展」を同時開催中。1989年に創設された「無垢」は、美しい色彩で「絵画のよう」なセーターや羽織ものなど、天然素材を使った肌触りのいいニット製品をデザインしている。
開催時間は10時~18時30分。水曜休館。入場無料。今月26日まで。