調布で当選総額1,200万円のスクラッチカード配布 「チャンス券捨てないで」

調布で12月1日からスクラッチカードを配布。「チャンス券は捨てないで」

調布で12月1日からスクラッチカードを配布。「チャンス券は捨てないで」

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 調布で12月1日、当選総額1,200万円のスクラッチカードを配布するイベント「2016 絆・ぬくもり がんばろう調布セール」が始まる。調布市商工会と調布市の共催。

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 同企画は市内事業者およそ1000店が参加し、参加店で原則500円以上の商品やサービスを購入した客に5枚を上限としてカードを配布。カードの銀色部分を削ると、当たりの「100円」か、はずれの「チャンス」のどちらかが分かる仕組み。当たりが出れば、法律上の理由などで使えない一部のものを除き、その場でも金額分の金券として利用できる。

 昨年は調布市に支給された、国の地方創生交付金を活用し、当選総額1億円で実施したが今年の総額は1,200万円。規模は小さくなったが、それでも少しでも多くの人に楽しんでもらおうと「チャンス」券を新たに設けた。昨年同様、チャンス券を何枚か集めるとビール1杯無料やプレゼントがもらえるなどのサービスを提供する店は昨年の4割増の300店となったほか、チャンス券数枚で、市内商店会のイベントでゲームに参加できたり、福引に挑戦できたりするなどの特典もある。

 店独自のチャンス券サービスや商店会でのイベントへの参加時に使ったチャンス券は最後に1口10枚で商工会に郵送または持参すると、「チャンス」券サービスに参加した店で使える最高5,000円分の商品券が抽選で当たる。

 全戸配布されるチラシでは一部の情報のみの掲載しているが、各店の「チャンス券」サービスの具体的な内容や子ども連れの人へのサービス、禁煙喫煙情報などの詳細はホームページで確認できる。

 同イベントで運営委員長を務める田中さんは「当選額が少なくなった分、はずれの『チャンス』券を活用できるようさまざまな検討を重ねた。100円が当たらなくても、絶対に捨てないで最後まで使い切ってほしい。この企画が年末の消費活性化に少しでもつながることを期待している」と話す。

 実施期間は12月31日まで。カードは各店無くなり次第終了。参加を希望する店は12月中旬ごろまで受け付けている。

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