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調布映画祭ラインアップ発表 舞台あいさつに樹木希林さんも

調布映画祭・過去会場の様子

調布映画祭・過去会場の様子

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 調布市文化・コミュニティ振興財団(調布市小島町2)は12月7日、来年3月に開催される調布映画祭のラインアップを発表した。

実行委員による「映画のまち調布イルミネーション」

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 映画撮影所や制作会社が集まる「映画のまち調布」をアピールする同市。最大の映画関連イベント「映画のまちの祭典」として開く同映画祭は28回目を迎える。多くの人に映像文化を気軽に楽しみ、親しんでもらうことを目的に、市民による実行委員会を立ち上げ、作品上映やイベントなどを展開する。

 2017年の同祭は、3日間で過去最多の全34作品を上映。「心に響く音楽と、心に響く映画を!」と題し、音楽と関連深い映画「リンダ リンダ リンダ」や「ストックホルムでワルツを」、「映画 けいおん!」などを上映。西部劇の「黄色いリボン」や「トゥルー・グリット」、昭和の名画「古都」や「誘拐報道」、フランス名画「勝手にしやがれ」「やさしい女」、アニメ作品「それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ」、無声映画「鯉名の銀平 雪の渡り鳥」など、幅広いジャンルを取りそろえる。

 舞台あいさつには、「古都」に映画評論家のモルモット吉田さん、「誘拐報道」では監督の伊藤俊也さん、「リンダ リンダ リンダ」で監督の山下敦弘さん、「不死身なあいつ」では石森史郎さん、「あん」では、原作者のドリアン助川さんと女優の樹木希林さんがそれぞれ登壇する予定。

 現在、同市グリーンホール(小島町2)では、同実行委員による「映画のまち調布イルミネーション」を実施。家庭で使わなくなったイルミネーションを寄贈してもらい、同メンバーで装飾した。今年は、「映画のまち調布」の応援キャラクター「ガチョラ」もイルミネーションに登場し、来年をアピールしている。

 開催に向けて、同財団の渡邊さんは「今回は新たな試みとして、ワークショップや親子上映会、保育サービス付き上映を行う。映画音楽を中心としたミニコンサートやランチスタンプラリーなど上映のみならず関連イベントも充実しているので、ぜひご家族で来場いただきたい」と話す。

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