調布・天神通りに11月18日、｢今川焼あずきや安堂｣（調布市布田1、TEL 042-455-1221）がオープンした｡

　古民家風の同店の店舗面積は5.74坪。4人のスタッフが交代で焼きたての今川焼きを店頭販売している｡熱伝導率の高いオリジナルの銅板を特注し、火加減に神経を注ぎながら丁寧に焼き上げ、あずき、クリーム、白あんの3種類を用意する。

　同商品は、小麦粉や卵の配合や国産の小豆・カスタードクリームなどのあんの仕込みまで、すべて自家製にこだわっているのが特徴｡1個100円というリーズナブルさも手伝い、1日500個を生産するほど売れ行きは好調だという｡

　手間暇を惜しまず、出来たてはもちろん、冷めてもおいしい今川焼きを作りたいと意欲をみせる店長の安藤香織さんは、これまで他店で修業を重ねてきた｡｢今は自分たちがおいしいと思えるものを提供しているが、今後はチーズ系などの新しい味わいの今川焼きの提案や、季節感のある商品を開発し、随時メニューに加えていきたい｡将来的には店も増やしたい｣と話す。

　営業時間は10時30分～20時（売切れ次第閉店）｡