調布の味の素スタジアム(調布市西町)をホームスタジアムとするFC東京が1月10日、「2025FCTOKYO新体制発表LIVE」を同スタジアムで開催した。
昨シーズン、J1リーグ7位に終わったFC東京は今季、選手補強に加え、昨季までアルビレックス新潟を率いた松橋力蔵さんを新監督に迎え、「ワンモアゴール」を掲げ、悲願のリーグ優勝を目指す。松橋監督は「チームの目指すスタイルを日々追求しながら、そればかりにとらわれず、勝利にこだわっていく」と意気込みを見せた。
昨季限りで現役を引退したディエゴ・オリヴェイラ選手の後を引き継ぐストライカーとして注目される、サガン鳥栖から新加入したマルセロ・ヒアン選手も登場し、「自分のスピードを生かし、チームに貢献したい」と抱負を述べた。前日の発表で注目された、2020シーズンまでFC東京に所属し、スペインでプレーしていた橋本拳人選手の復帰も改めて紹介され、背番号は以前と同じ「18」と発表された。
併せて、オフィシャルサプライヤー契約を更新したニューバランスが「The Beat of Tokyo Nights」をコンセプトに、東京の夜からインスピレーションを得た新デザインのユニホームを発表。ゴールキーパーで新加入の後藤亘選手、野澤大志ブランドン選手、安斎颯馬選手、俵積田晃太選手らが新ユニホームを着用して登場した。
野澤選手は「結果で示し、このユニホームが印象に残る年にしたい」と意気込みを語った。同時に安斎選手の新背番号が「7」であることが明らかになったほか、オフィシャルパートナーの京王電鉄が今季から新たにユニホームパートナー契約を締結し、ユニホームの左袖に同社のロゴが入ることも発表された。京王電鉄は引き続き、味の素スタジアム最寄りの飛田給駅を含む沿線のまちづくりを推進していくという。
Jリーグ2025シーズンの開幕は2月14日。FC東京の初戦は2月15日、アウェーで横浜FCと対戦する。