昨年10月に逝去した造形師の村瀬継蔵さんをしのび、初の総監督作であり遺作となった映画「カミノフデ~怪獣たちのいる島~」の追悼上映会が「映画のまち調布 シネマフェスティバル」開催中の2月11日、調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で開催される。主催は調布市文化・コミュニティ振興財団。
「ゴジラ」シリーズや「大怪獣ガメラ」「大魔神」などの造形を手がけ、その功績により「令和3年文化庁映画賞」「第47回日本アカデミー賞 協会特別賞」などを受賞した村瀬さんの偉業をたたえ、2月7日から開催される「映画のまち調布 シネマフェスティバル2025」で、初の総監督を務めた同作を追悼上映する。
上映後には村瀬さんと親交があった造形師の若狭新一さん、特撮美術監督の三池敏夫さん、造型師・アニメ特撮アーカイブ機構修復師の原口智生さんらと、同作に出演した馬越琢己さん、町田政則さん、特撮監督の佐藤大介さんが舞台あいさつを予定する。
上映時間は11時~・16時の2回。チケットは、前売り=1,200円、当日=1,500円、18歳以下=500円。