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府中のプラネタリウムで限定「冬の生解説まつり」

解説員がポインターを手にして生解説(イメージ)。実際はもっと暗い中で行う

解説員がポインターを手にして生解説(イメージ)。実際はもっと暗い中で行う

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 府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)プラネタリウムで2月14日~16日の3日間、「冬の生解説まつり」が開催される。

さまざまな番組を投映するプラネタリウム

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 同館のプラネタリウムでは、乳幼児でも楽しめる「ベビープラネタリウム」やかわいいキャラクターが登場する児童向け番組、「星や宇宙への好奇心を刺激する」一般向けの映像番組など幅広い世代を対象にした番組を投影している。中でも同館オリジナルの特色が強く表れているのが、解説員による「生解説番組」。

 生解説番組は毎回、解説員が企画の段階から考えて制作している。「どうすれば星や宇宙に興味を持ってもらえるか。旬の話題は何か。どんな来館者が多い季節か」などさまざまな視点から内容を検討し、本番では45分間にわたって解説員が話す。「当日の客層に合わせた口調にしたり、解説員によって個性があったりと、全く同じでない点も魅力の一つ」だという。

 今回は現在投影中の「神話たっぷりうむ~ゼウス光臨(こうりん)~」以外に、過去に投影した「今夜の星空とすばる」(2020年)、「星空旅行~世界の名所編~」(2021年)、「星空ヒストリア~日本の星座~」(2022年)を投影する。16日はベビープラネタリウム「ほしのおねえさん・おにいさんといっしょ」を特別投影。期間中の「神話たっぷりうむ」鑑賞者にスタッフの手作り「神(かん)バッジ」を進呈する(先着300人)。

 広報担当の鈴木さんは「この機会にいろいろな生解説番組を見比べて、そこに込められた解説員の工夫や思いを感じていただけたら。その中のどれか一つでも皆さんの琴線に触れるものがあったり、星や宇宙への関心を深めるきっかけになったりすれば」と話す。

 投影日時はウェブサイトで確認できる。観覧料は、大人=600円、中学生以下=300円、4歳未満無料。15日・16日の観覧券は専用サイトで事前販売する。当日券は9時から館内で販売する。博物館入場料(300円ほか)が別途必要。

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