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府中市郷土の森博物館で「梅まつり」 ライトアップのエリア拡大

「梅園ライトアップ」で浮かび上がる夜の紅梅(過去の様子)

「梅園ライトアップ」で浮かび上がる夜の紅梅(過去の様子)

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 府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)が「市の花」である梅の開花時期に合わせて2月1日、市制施行70周年記念「郷土の森 梅まつり」を始める。

幻想的な景色が広がる「梅園ライトアップ」

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 東京ドーム3個分の敷地では毎年1月下旬~3月上旬に約120種1300本の梅が咲き、多くの市民や周辺地域の人々が訪れる。3年前に植栽した大ぶりのしだれ梅や復元建物周辺の梅など、写真愛好家に人気の撮影スポットも多い。

 毎年数万人が来館するイベント「5日間限定 梅園ライトアップ」を2月15日・16日、22日~24日に開催する(最終入館19時30分、閉館20時、雨天中止)。今年はエリアを拡大して、約300個のライトや「竹あかり」で梅園と復元建築物を幻想的に照らす。同日に「特別投映ナイトプラネタリウム」を行い、当夜の星空を解説し特製園内マップを配布する(17時30分・18時30分開始、各15分間)。観覧無料、整理券は当日16時30分から本館総合受付で配布。22日は芝生広場で「ボランティアによる星空観望会」も開く(曇天は23日に延期、23日も曇天の場合は中止)。予約不要で希望者は18時30分~20時に随時参加できる。「プラネタリウム」「星空観望会」は、ライトアップ中止日は実施しない。

 昼間の催しは本館前で、東京外国語大学の学生によるアンサンブル「春のしらせコンサート」(22日)と府中市の郷土芸能「武蔵国府太鼓演奏会」(23日)を開く。日本梅の会の大坪孝之会長と梅の解説を聞きながら散策する「梅の木散歩」(18日・25日)や、展示解説員と復元古民家を巡る「古民家探検ツアー」(毎土曜)も行う。ふるさと体験館では「梅まつり手作り工房」を開く(16日・3月2日、参加費300円~500円)。

 不定期で、猿回し・糸操り人形・あめ細工・べっこうあめなどの大道芸や職人芸を披露する。「野だて茶会」(600円)や特別呈茶(梅まんじゅう呈茶500円、終了後は通常呈茶400円)の提供、オリジナル梅製品や名物「ハケ上団子」の販売も行う。

 期間中、「博物館スタッフが選ぶ 梅フォトコンテスト」「梅まつり俳句」の作品を募集する。写真は応募サイト、俳句は園内設置の投句箱で受け付ける。

 開館時間は9時~17時(最終入館16時)。会期中無休。入館料は、一般=300円、中学生以下=150円、4歳未満と「府中っ子学びのパスポート」利用者は無料。催し物は雨天の場合、会場変更や中止になる。3月9日まで。

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