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調布で「焼酎サミット」 20の酒蔵と交流しながら多彩な焼酎味わう

焼酎サミットに出品する焼酎の例 その1

焼酎サミットに出品する焼酎の例 その1

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 20の酒蔵が集結する一日限定のイベント「焼酎サミット」が2月24日、調布クレストンホテル(調布市小島町1)で開催される。

焼酎サミットに出品する銘柄一覧

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 全国各地の蔵元を巡り、それぞれの味、歴史、造り手の思いなどを直接確かめて仕入れるという酒販店「籠屋秋元商店」(狛江市駒井町3)と、その常連客が30年ほど前に作った「狛江でおいしい地酒を楽しむ会」が主催する同イベント。当初は勉強会のような小さな会だったが、徐々に規模が拡大し、今回が165回目となる。昨年9月に開いた日本酒のイベントが盛況だったことを受け、今回は約10年ぶりに「焼酎」をテーマに開く。

 参加するのは、同店が長年取引している酒蔵の中から選んだ、九州を中心とした20の酒蔵。伝統的な製法で手造りを続ける「中村酒造場」(鹿児島)やクラフトコーラを使った焼酎を造る「大山甚七商店」(鹿児島)、ウイスキーの蒸留器を使った製法を採用する「尾鈴山蒸留所」(宮崎県)など、個性的な酒蔵が一堂に会する。「どの蔵も味が個性的で、造り手の人柄も魅力的」と酒販部長の横山太一さん。

 各酒蔵は3~4種類の銘柄を提供し、合計約80種類の焼酎が並ぶ。来場者は酒蔵の社長や杜氏(とうじ)から味、製法、思いなどを直接聞きながら、焼酎を味わうことができる。試飲用のオリジナルグラスを進呈し、軽食バイキングも用意。

 横山さんは「焼酎は進化し注目も集めているが、盛り上がりはまだ足りない。より多くの人にその魅力を知ってもらい、ファンの裾野を広げたい。名酒の数々を味わいながら、蔵元の熱意や熱気を感じてほしい」と話す。

 開催時間は14時~16時30分。チケットは7,000円。要予約。

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