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調布市、富士見保育園の大型遊具新設へ ふるさと納税型CFで

園庭で遊んでいる様子

園庭で遊んでいる様子

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 調布市が10月27日、同市立富士見保育園の遊具新設に向けて、ふるさと納税型クラウドファンディング(CF)を始め、協力を呼びかけている。

調布市立富士見保育園 園庭の様子

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 1974(昭和49)年に開園した市立の同園は、現在約100人の園児が在園。園庭は園児が皆で走り回って遊べるほど十分な広さがあるが、体を使って楽しめる大型遊具がなく、限られた予算の中で新しい遊具の購入や新規のイベントを実施することが難しい現状があることから、子どもたちの新たな環境整備を実現したいとクラウドファンディングの実施を決めた。

 同プロジェクト内容の選定に当たり、園児の保護者や園職員から、保育園を「もっとすてきにするためのアイデア」を募集し、遊具の増設に関する意見が多数あったことから、遊具設置をプロジェクトとした。設置予定の遊具については、「園庭を広く使いたいときに邪魔にならないこと」「子どもたちの遊びの幅が広がること」「運動会の競技の中に活用できること」を重視し、移動できる遊具を検討する。

 目標金額は100万円。新設する遊具は寄付合計額に応じて決定。20万円以上60万円未満の場合は簡易滑り台、60万円以上100万円未満は中型木製遊具、100万円以上は大型木製遊具を想定。目標金額を上回る寄付があった場合は、大型遊具の購入費用の超過分は子ども・若者の支援などの財源とする。

 同市企画経営課の千葉正貴さんは「園職員の思いからスタートした企画。皆さまの力添えを頂いて、園児の笑顔につなげられたらうれしい」と話す。

 クラウドファンディングは2026年1月12日まで。

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