西東京地区を中心に「伝説のすた丼屋」「名物 すた丼の店」を展開するアントワークス(中野区)が1月14日、調布の天神通りに「伝説のすた丼屋 調布店」(調布市布田1、TEL 043-486-7870)をオープンした。
「すた丼」は1971(昭和46)年に国立でラーメン店を経営していた「オヤジ」と慕われた先代が「若者に腹一杯食べて元気になってもらいたい」という思いで作ったメニューで、同社の早川秀人社長が2代目として受け継いだ。その後、「伝説のすた丼屋」「名物 すた丼の店」を西東京や関西を中心に展開。調布店は全国で38店舗目となる。オープン初日から2日間は「すた丼」「生姜丼」を100円で提供するキャンペーンを実施し、初日はオープン前から約300人の行列ができた。
店舗面積は9坪で、カウンター席9席、テーブル席が8席を用意。「すた丼」(580円)は複数の合わせしょうゆにニンニクを溶かし、何日も寝かせて成熟させた「秘伝のたれ」を、北イタリア産ブランド豚「ホエー豚」のバラ肉に絡め、いためた具と生卵をご飯にのせたもので、創業時からの看板メニュー。そのほか、「生姜丼」(580円)やカレーと「すた丼」を合わせた「スタミナカレー」(630円)、特製しょうゆを絡め強火でいためた「チャーハン」(580円)やギョーザ(300円)、「豆腐サラダ」(180円)、「大根サラダ」(150円)なども提供する。
同社開発部部長の菱沼謙一さんは「三多摩地区に生まれ、皆さんに育てていただいた『すた丼』を調布の皆さんにも提供したいと長年思っていた。ようやく念願がかない、40年目に調布店をオープンすることができた」と話す。
営業時間は11時~翌3時。