チャペルでパイプオルガン・メディテーション-白百合女子大で開催

2階に設置されたパイプオルガンの音色はまるで天から降ってくるよう

2階に設置されたパイプオルガンの音色はまるで天から降ってくるよう

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 調布市内の白百合女子大学(調布市緑ヶ丘1)で12月10日、「第43回オルガン・メディテーション」が行われた。主催は同大学キリスト教文化研究所。

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 同大学内キャンパスは津村順天堂(現・ツムラ、港区)の民間薬草園の跡地で、まだ多くの自然が残されている。会場となった同大学チャペルはステンドグラスと並び、都内有数の高さを誇るパイプオルガンでも有名。

 同メディテーションは通常年2回開催しているが、今年度は4回開催。11月には市内協力大学見学事業として一般市民のキャンパス見学のコースにも組み込んだ。来年度以降は不定期開催となる予定。

 演奏者は国立音楽大学器楽学科オルガン専攻を首席で卒業後渡仏し、現在は国立音楽大学講師や東京カテドラル聖マリア大聖堂のオルガニストを務める青田絹江さん。当日はJ.S.バッハの「来たれ、異邦人の救い主よ」や「パストラーレ」ほかクリスマスソングなどを演奏した。

 同大学キリスト教文化研究所の浅田さんは「プロのオルガン奏者の奏でるパイプオルガンの音色でチャペル内が満たされるこのメディテーションが、いらっしゃった方にとって少しでも心の安らぎになってくれているとうれしい」と話す。

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