日本三大だるま市-深大寺恒例「だるま市」に120店、開眼所も

昨年の「深大寺元三大師大祭 だるま市」の様子

昨年の「深大寺元三大師大祭 だるま市」の様子

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 深大寺(調布市深大寺元町5)で3月3日・4日、恒例の「深大寺元三大師大祭 だるま市」が開催される。

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 深大寺のだるま市は群馬県高崎や福島県白河と並ぶ日本三大だるま市の一つ。「春を呼ぶだるま市」として調布市内だけでなく広く知られている。

 だるまを扱う露店の数は約120店で、だるまの本場・高崎からの出店もある。高価なものでは10,000円以上のものもあるが、近年の景気の落ち込みを反映してか最近の売れ筋は1,000~2,000円程度の中小サイズのものだという。

 だるまには、顔の左右に家内安全や商売繁盛の文字が入る「上州だるま」や全体的に丸みを帯び鼻筋が通っているのが特徴の「武州だるま」、ずんぐりとした体形でおだやかな表情が特徴の「東京だるま」などもある。希望により祈願をだるまに書き入れる露店も。

 境内には、心願成就を祈願して購入しただるまの右目に「阿吽(あうん)」の「阿」の梵字(ぼんじ)を書き入れる開眼所を仮設するほか、僧侶や信徒ら100人以上が境内を出て行列を成し練り歩く「お練り行事」なども行う。

 開運のだるまを求めて多くの参加者が訪れる「だるま市」の昨年の来場者数は、調布市観光協会によると2日間で約42,500人。

 開催時間は9時~18時まで。

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