調布の日本料理店「男爵亭」(調布市小島町1、TEL 042-488-0343)が4月4日、創業45周年を迎え、記念イベント「男爵感謝寄席」を行う。
同店は、現相談役の斉藤友之助さんが1969(昭和44)年4月4日に同所に開業。創業40周年を機に長男の幸司さんが2代目社長に就任し、「『公・侯・伯・子・男爵』、位は下でも時の勢いを持つ粋な男爵気分でいつまでも輝いていただきたい」との思いから「男爵亭」と名付けた老舗店ののれんを守り続けている。
店舗面積は約160坪。1階にテーブル16席と座敷8席、カウンター10席、2階は掘りごたつの座敷5部屋で最大50人、3階は60人までの大広間と個室1室を設ける。一品料理から会席料理まで、純日本料理を提供している。
記念イベントは同店3階の大広間に三遊亭王楽さんを迎え、「幕の内弁当」付きで寄席を楽しんでもらおうと企画。王楽さんは三遊亭圓楽さんの27番弟子で、圓楽さんの最後の弟子といわれ、2009年に真打昇進している。実の父は三遊亭好楽さん。
斉藤社長は「人のご縁で45年間、店を続けることができた。今回も王楽さんを迎えた華やかなイベントを開催することができ、幸せを感じている」と話す。
また、4月19日には記念イベント「きき酒会 灘銘酒 神鷹の巻」も開催する。大吟醸、純米酒、本醸造を飲み比べ、前菜3品付きで時間内はフリードリンクとなる。
開催時間は18時から。会費は5,000円。40人限定。要予約。「きき酒イベント」の開催時間は18時30分~21時30分。料金は2980円。要予約。通常の営業時間は、月曜~土曜=11時30分~14時、16時30分~22時30分、日曜・祝日=11時30分~14時、16時30分~22時。年中無休。