調布・深大寺で小学生が「ソバ」の種まき学習-収穫後は脱穀やそば打ちも

深大寺小学校前の交差点にある「そば畑」での種まき風景

深大寺小学校前の交差点にある「そば畑」での種まき風景

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 調布市立深大寺小学校(深大寺元町5)の5年生の生徒71人が、8月29日、神代植物公園水生植物園や同小学校近くの畑で「ソバ」の種まきを行った。

水生植物園の敷地内にあるそば畑の種まき風景

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 小学校の総合的学習の一環で実施されている同授業。30年以上続いているとあって、事前の草取りや種まき指導などで協力する「深大寺そば組合」の会員も、同授業を小学生のころに受けた人も多い。当日は同公園の担当者がソバに関するクイズなどを行った後、各自くわを持って溝を掘り、種をまいた。

 9月中旬には白い花を咲かせ、11月中旬には収穫できる。収穫も生徒自ら行い、その後は脱穀し、そばを打って、食べるところまでが授業となる。収穫量は粉にした状態で7キログラムくらいと予想されている。

 深大寺そば組合会長の鈴木良明さんは「他ではなかなかない、深大寺ならではの授業。そばに少しでも親しんでもらえれば」と話す。参加した男子生徒は「収穫が楽しみ。そばはすぐおなかがすくので、たくさん食べたい」と笑顔で話している。

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