狛江エコルマホール(狛江市元和泉1)で11月15日、「こまえ文化フェスティバル2014~能もオペラも東西古典(クラシック)の愉(たの)しみ~」が開催される。
同イベントを企画制作する「音楽の街-狛江 エコルマ企画委員会」は2010年から活動を開始し、これまでに駅前ライブや小中学校での出張公演、保育園や福祉施設での公演、中学校の部活動へのサポートなどさまざまな事業を展開。同公演は、日本の伝統芸能である能と西洋の舞台芸術であるオペラにスポットを当て企画した。
「能」では、初めての人でも見やすい半能という形式で「敦盛」を同市在住で狛江能楽普及会の中村昌弘さん、栗林祐輔さんらが公演。「オペラ」はプッチーニ作曲「ラ・ボエーム」より「冷たい手を」「私の名はミミ」を同市在住のソプラノ歌手・山本智子さん、ソプラノ・沖山周子さん、テノール・上本訓久さん、バリトン・山本竜介さん、ピアノ・案野さんが公演する。
ほかにも、「ピアノ連弾」として1台のピアノを2人で演奏する1台4手連弾で「セヴィリアの理髪師」の序曲を、昭和音楽大学講師を務める案野弘子さんと古瀬安子さんが演奏。また、演奏のみならず、尺八の製作にも携わる同市在住の戸川藍山さんや箏(こと)・千葉真佐輝さん、樋口千清代さん、三絃・山下名緒野さんが「和楽器の調べ」として「須磨の嵐」を演奏する。さらにウエルカムコンサートとして、同市緑野小学校特別支援学級の子どもたちによるトーンチャイムの演奏も予定する。
音楽の街-狛江 エコルマ企画委員会の木津陽介会長は「日本の伝統芸能である『能』と西洋の舞台芸術『オペラ』とが一度に楽しめる公演。ぜひお越しいただければ」と話す。
また、16日に開催する「狛江市民まつり」では、公募団体&ゲストプロミュージシャンによる駅前ライブも予定する。
開演時間は15時。チケットは全席自由で、一般=1,000円、小中学生無料(要整理券)。託児サービスは2歳以上の未就学児1人=1,000円、事前申込制。定員728人。駅前ライブの開催時間は11時~。申し込み・問い合わせは一般財団法人狛江市文化振興事業団(TEL 03-3430-4106、火曜休館)。