調布市グリーンホール大ホール(調布市小島町2)で9月8日、調布市文化・コミュニティ振興財団(小島町2)が「調布シネサロン~時代劇特集~」と題し、1965(昭和40)年の作品で石原裕次郎主演の「城取り」を無料上映する。
同財団は「映画のまち調布」のPRと映像文化振興を目的に、調布にゆかりのある映画を毎月無料で上映。財団設立20周年を迎える本年度は、多くの市民からリクエストがあった「時代劇」映画の特集上映を企画し、これまで片岡千恵蔵主演の「宮本武蔵総集編(1940年)」など、往年の名優の作品を上映。10月6日には役所広司さん主演の「どら平太」を上映する。
「城取り」は、日活アクション映画全盛期に石原の主演作品を最も多く(計25作品)演出した舛田利雄監督の作品。石原自らプロデュースし、初めて戦国武士に扮(ふん)して暴れまくる斬新な時代劇アクション巨編。
同財団の森さんは「『城取り』は本社が調布市内にある石原プロモーションが製作した作品。本作品を多くの方に見ていただくことで、現在も数多くの映画・映像関連企業が集まる『映画のまち調布』の魅力を知っていただく機会になれば」と話す。
上映時間は10時30分~、14時30分~。定員は各回先着800人。