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調布・深大寺、来年の干支「申」の準備で大忙し

机の上には絵付けされた「申」の土鈴が所狭しと並ぶ

机の上には絵付けされた「申」の土鈴が所狭しと並ぶ

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 調布・深大寺の楽焼店が現在、来年の干支(えと)「申(さる)」の土鈴作りに追われている。

かわいい表情で愛嬌(あいきょう)たっぷりの申の土鈴が勢ぞろい

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 申の土鈴を作っているのは、深大寺参道に店を構える楽焼店「むさし野深大寺窯」。手作業で一つ一つ絵を描き、年末までに6000~7000個を作るという。

 同じ参道で甘味店を営み、わらでできた馬の人形「赤駒」で知られる「あめや」でも、わら細工の技術を生かし、3年前から干支のわら人形を製造・販売している。今年は「見ざる」「言わざる」「聞かざる」の三猿を用意。

 楽焼店の馬場良太郎社長は「申は山神の使いといわれ、山の賢者として古来より親しまれている動物。当店の申も、形や顔の表情など、親しみをもってもらえるよう心掛けて作っている」と話す。

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