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布の街・調布で着物イベント 深大寺や國領神社を周遊

カジュアル着物を着こなす「調布きもの会」の中村さん(左)と山岸さん

カジュアル着物を着こなす「調布きもの会」の中村さん(左)と山岸さん

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 着物文化の普及活動をする「調布きもの会」が4月29日、着物で市内を周遊する「カジュアル着物で美味しい散歩」を開催する。

「旧道散歩」でカジュアル着物体験を楽しむ様子

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 調布きもの会は、カジュアル着物を展開する着物店「ゆめこもん」(武蔵野市、TEL 0422-41-0321)の店主・中村篤さんが発起人となり昨年から活動を開始。パーカの上に着物を羽織るスタイルやスニーカーを合わせるなど自由に着こなすことで、日本の伝統文化をつなぎ、着物離れの解消やカジュアル着物の普及を目指し、「布の街 調布」でイベントを展開している。今年2月に市内で行われたイベント「旧道散歩」では、カジュアル着物のレンタルや着付け体験を行い、外国人も含めた多くの人が着物を楽しんだ。

 同イベントは市内でイベントを企画する集団「調布企画組」とのタイアップ企画。当日は着物を着て深大寺に集合。深大寺そばを堪能し、「国際ソロプチミスト-調布ローレル 深大寺チャリティーお茶会」に参加。福祉団体などへ収益金を寄付する目的に行う同茶会は、遠州流・池内宗綏さんが立礼席、裏千家・嶋崎宗美さんが土間席で薄茶席と香煎席を用意する。作法を知らない初心者も参加可能で、「一度はお茶席を体験してみたい」という人にも参加しやすく企画する。その後は、「藤まつり」を開催する國領神社まで周遊。着物以外の私服での参加も可能で、着物の良さをPRしていく。

 中村さんは「普段使いの着物を多くの方に楽しんでいただき、次の世代、その次の世代に着物を伝えていきたい。いかに楽しく着物イベントを盛り上げるか鍛錬しているが、一つのファッションアイテムとして着物を楽しみ、東京オリンピックでのおもてなしにもつなげていきたい」と話す。同会会員を募集中とも。

 集合時間は11時。集合場所は深大寺バス停前。会費は5,000円(茶会参加費・そば券1,000円付き)。前売り申し込みは中村さん(Eメール shop@yumecomon.com)まで。当日券あり。

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