調布市グリーンホール(調布市小島町2)で5月30日、ピアノトリオコンサート「徳永二男×堤剛×練木繁夫トリオ~偉大な芸術家の思い出 Part.2~」が開催される。
2011年に開催されたピアノトリオ公演「偉大な芸術家の思い出」から6年ぶりの開催となる同公演は、日本のクラシック音楽界をリードしてきた3人の演奏家を招き、ピアノ三重奏曲として名高い演目2曲を披露する。演目は、ベートーヴェン「ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調『大公』 op.97」とチャイコフスキー「ピアノ三重奏曲 イ短調 『偉大な芸術家の思い出』 op.50」。
出演者は、人気、実力ともに日本を代表する演奏家で桐朋学園大学特任教授を務める徳永二男さん(バイオリン)、日本を代表するチェリストで紫綬褒章の受章や文化功労者への選出、桐朋学園大学学長を務めた経歴を持つ堤剛さん(チェロ)、国内外の数々の音楽大学で教壇に立ち、桐朋学園大学教授も務める練木繁夫さん(ピアノ)の3人で、いずれも調布の桐朋学園にゆかりのある演奏家ばかり。
同ホールの担当者である田口さんは「3人とも、65歳を超えているとは思えない艶のある音色で、気心知れたベテラン同士ならではの美しいアンサンブルに注目。今回は、桐朋学園の出身である3人の演奏を調布で堪能できる貴重な機会」と話す。
開演時間は19時~。料金は、S席=4,000円、A席3,000円(22歳以下は各席30%割引)。全席指定。