小田急線狛江駅近くに9月9日、コッペパン専門店「(食)盛岡製パン狛江店」(狛江市中和泉1、TEL 03-5761-7907)がオープンした。
人気ナンバー1「北海道産あんと削りバター」(210円)と新作「岩手産さるなしジャム&クリームチーズ」(280円)
同店は、東日本を中心に飲食店を経営する「かんながら」(埼玉県所沢市)が、岩手県「盛岡」のソウルフードを楽しんでもらいたいと開業したコッペパン専門店。今年4月にオープンした「行徳店」(千葉県市川市)は、1日1000個のコッペパンサンドが完売するという行列のできる人気店で、都内初出店となった狛江店はその2号店となる。駅近の立地を生かし、かつての駄菓子屋のような日常的に愛されるコッペパン専門店を目指す。
こだわりは、岩手産小麦「ゆきちから」を配合した大きめでふっくらとしたコッペパン。店内のオーブンで次々と焼き上げ、オーダー後に具を挟み作りたてを提供する。行徳店で売上ランキング上位に入る人気サンドのほか、狛江店限定「お子様ランチ」(460円)や岩手素材を使用した新作サンドを合わせ、全25種類を用意する(160円~)。
オープンの目玉は、ミートボール・たまごサラダ・ナポリタン・タコさんウインナーと、お子様ランチの定番おかずを大胆にサンドしたコッペパン「お子様ランチ」。店長の藤田さんは「子どもだけでなく大人も思わず笑顔になる欲張りな逸品」と話す。そのほか、ビタミンCがレモンの10倍もあるというスーパーフルーツ「さるなし」を使った「岩手産さるなしジャム&クリームチーズ」(280円)や、糖度15度以上ある「南部一郎かぼちゃ」を使った「南部一郎かぼちゃあんと削りバター」(270円)などの新作サンドを開発した。
おかずコッペパンは、定番の「たまご」(240円)、岩手三大麺の一つ「盛岡じゃじゃ麺」(360円)、「前沢牛コロッケ」(460円)など。お菓子コッペパンは、行徳店売上ランキング1位の「北海道産あんと削りバター」(210円)や、同2位の「薪釜炊き(まきがまだき)『のだ塩』ミルククリーム」(190円)などがメニューに並ぶ(価格は全て税別)。
藤田さんは「当社1号店の和食レストランを支え育ててくれた盛岡市のみならず、岩手県を関東から発信し、恩返しと地域発展に微力ながら貢献できれば幸せ」と話す。
営業時間は10時~19時(売り切れ次第終了)。