調布駅近くに9月14日、イタリアンレストラン「熟成魚×炭火イタリアン『17-unosette-(ウノセッテ)』」(調布市布田1、TEL 042-444-4502)がオープンした。
「17-unosette(ウノセッテ)-」シェフの前川敬太さん(右)とスタッフの田中皓基さん(左)
岩手県出身で長年イタリアンの料理人をしているシェフの前川敬太さんは、東日本大震災以降、故郷のためになることをしたいとの強い思いから、岩手県から直送する食材を使ったイタリア料理店として同店をオープン。新鮮なうちに背骨に針金を通し神経を壊してからしめる「神経じめ」をして直送した鮮魚を、独特なうま味と香りが味わえるよう熟成させた「熟成魚」のメニューと、一般的な豚肉より脂が溶け出す温度が低く、口の中で脂がとろけ甘みを感じやすいという三元豚ブランド「佐助」をメインに提供する。
店舗面積は約26坪で、個室、カウンター、喫煙やペット可のテラス席など全34席を用意。店内の壁一面には黒板を設置し、メニューを手書きにするなど、清潔感のあるアットホームな空間を演出する。
メニューは、「イタリア産チーズの盛り合わせ」(1,380円)、「自家製ボロネーゼ」「かぼちゃのニョッキ」(以上1,200円)、「本日の熟成魚のカルパッチョ」(1,280円)、「折爪三元豚“佐助”肩ロースの炭火焼き」(2,400円)などのほか、「栗とエスプレッソのセミフレッド」(600円)などのデザートを用意。飲み物は、あまり認知されていないイタリアのワイナリーも紹介したいと20種類以上のワイン(グラス=500円~、ボトル=3,800円~)を用意するほか、ビール6種類(680円~)、ウイスキー(680円~)、各種カクテル、食後酒(以上580円)、コーヒー(420円)などを用意する。
前川さんは「今後、手打ちパスタやコース料理も提供していく予定。デート、女子会、子連れのママ会、カウンターでバーとしてなど、幅広い層のお客さまに、いろいろなシーンで気軽に利用していただければ」と話す。
営業時間は、火曜~土曜=11時00分~14時30分、17時~23時30分、日曜=11時~14時30分、17時~23時。月曜定休(月曜祝日の場合は火曜定休)。店内全席禁煙。