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調布・電通大で小中学生ロボコン 今年のテーマは「支援物資の配給」

ロボットの製作教室の様子

ロボットの製作教室の様子

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 電気通信大学(調布市調布ヶ丘1)の公認サークル「ロボメカ工房」が現在、「小中学生ロボットアイデアコンテスト」の参加者を募集している。

「小中学生ロボットアイデアコンテスト」の様子

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 同校の学園祭「調布祭」に合わせて同サークルが毎年主催しているコンテスト。ロボットグランプリで優勝するなど毎年好成績を収めている同サークルが大学からの支援を受け、「地域の小中学生にもの作りの楽しさを知ってもらいたい」とロボットの製作教室を開き、大会に向けてサポートする。

 製作教室では、参加者が市販のキットを用いながらオリジナルロボットを作る。製作に必要な工具などは貸し出され、大学生から製作アドバイスを受けられる。コンテスト前日にロボット操作を練習し、当日は大学生が考えた競技ルールに従い子どもたちが自分のロボットで出場する。

 今年のテーマは「支援物資の配給」。東京を首都直下型地震が襲い、至急被災地に食料品や生活必需品などの支援物資を届ける必要があるが、被災地によって被害状況が異なり、障害物が散乱する地域があることを想定し、作業用ロボットを製作。制限時間内に障害物を回避しつつ、被災地へと多くの物資を運搬するロボットの完成度や操作テクニックで得点を競い合う。

 同サークルの山田諒太郎さんは「今年もロボメカ工房一同、気合をいれてルールやフィールドを作成した。ロボットの制作についても自分たちが分かりやすく教え、去年よりも楽しめる工夫をいろいろしているので、ぜひ応募していただきたい」と話す。

 製作教室開催日は、11月11日・12日・18日・19日。開催時間は12時~17時。定員16人(定員を超えた場合には抽選で決定)。参加費は3,000円。申し込みは10月20日まで。走行練習は11月25日12時~17時。コンテスト開催は11月26日12時~18時。

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