調布の武者小路実篤記念館(調布市若葉町1、TEL 03-3326-0648)が1月20日から、バレンタインシーズン限定の「実篤チョコ」を販売している。
2004年から期間限定で販売している同商品は、毎年バレンタイン前には完売するという人気商品。館内商品の一つとして販売していたオリジナルチョコを、常連客の要望でバレンタインデー用の限定版パッケージとして販売したのが始まりだ。昨年、一昨年に引き続き、今年も洋菓子メーカー「モロゾフ」のチョコレートを使用し、オリジナルパッケージを作成。実篤の言葉でよく知られる「仲よき事は美しき哉」と書かれた銀色の缶に、実篤のトレードマークとも言える南瓜などを描いた野菜図をあしらった。
価格は540円で、2500個限定販売。販売場所は同館窓口、調布市役所1階売店、仙川商店街の「藤屋」特設コーナー(仙川町1)のほか、1月27日から開催するイベント「愛は言葉だ! 文豪のハートに触れるバレンタイン」開催に伴い、鎌倉文学館(神奈川県鎌倉市)でも販売する。
同館担当者の福島さんは「実篤の言葉は、人と人を結ぶプレゼンとには喜ばれる。このチョコをきっかけに、実篤の作品や実篤記念館を知っていただければうれしい」と話す。
開館時間は9時~17時。月曜休館。入場料は、大人=200円、小・中学生=100円。