調布・京王線西調布駅北口近くの商店街「西調布一番街」(調布市上石原1)で7月22日、「西調布アートたのしも市」が開催される。
同商店街にアトリエを構え創作活動をしているイラストレーターの佐山愛(ai sayama)さんと、調布在住のデザイナー・荒巻まりのさんが主催する同イベント。アトリエをシェアし活動する2人の共同企画で、同商店街の理解の下、開催する。アートやデザインをもっと身近に感じて楽しんでもらいたいとの思いから、知り合いのアーティストやハンドメード作家に声を掛け、地元商店会が主催する「第4回西調布祭り」の日に合わせ実現した。
商店街には、7人のアーティストやハンドメード作家が集結。「ai sayamaの似顔絵やさん」(1,000円)では、普段雑貨や文具のデザインを手掛ける佐山さんが、ポストカードにカラフルに似顔絵を描くほか、女子の本音をテーマにしたカラフル・ポップな布小物「布目製作所」、石粉粘土で作る楽しい動物たち「うこわや」など、オリジナリティーにあふれた作品が露天に並ぶ。「昭和レトロな雰囲気の商店街に作家さんが自ら売りに立つ。作品や作風について直接話せる貴重な機会」と佐山さん。
同商店街に2月にオープンした手芸古書と雑貨の店「folklora(フォルクローラ)」では、ワークショップ「トルコの木版プリント『バスク』でつくるミニトートバッグ」(参加料500円)を開催。そのほか、風船プレゼント(限定100個)や、「モナ・リザ」、ムンクの「叫び」など名画をフレームに写真撮影できるコーナーなどがあり、子どもから大人まで楽しめるよう企画する。
佐山さんは「商店街をアートで盛り上げたいとずっと考えていたが、一人では難しかった。荒巻さんや仲間の力、商店街のみなさんの温かいサポートのおかげで実現できてうれしい。アートな楽しい企画がたくさんなので、ぜひ遊びに来てほしい」と話す。
荒巻さんは「アートやデザインは誰もが日々触れていて、もっと気軽に身近に楽しめるもの。みんなが関われることなので、肩肘張らずアートに触れ、楽しい一日を過ごしてもらいたい」と話す。
開催時間は11時~17時。雨天中止。