調布市が10月30日、「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターを遊具などにした公園「鬼太郎ひろば」(仮称)を整備すると発表した。
水木プロダクションの協力を得て、「水木マンガの生まれた街 調布」に整備される公園は、京王線調布駅から西調布駅間の鉄道敷地の一部、約1800平方メートルを活用し、「ゲゲゲの鬼太郎」など水木作品に登場する妖怪やキャラクターのオブジェ・遊具を設置し、2019年春の完成を目指す。
整備費用は約1億円で、一部の費用をふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を活用し、同市初のクラウドファンディングを行う。募集は12月上旬から2019年1月下旬を予定し、目標額は500万円。クレジットカード決済か銀行振込で寄付ができ、寄付金全額がふるさと納税の対象となる。5,000円以上の寄付では、ゲゲゲの鬼太郎などを描いたオリジナル礼状を贈呈し、3万円以上だと公園の銘板に寄付者の名前が刻まれる。
同市行政経営部財政課長の荒木さんは「これまで水木プロダクションの協力を得ながら検討を進めてきた公園。クラウドファンディングを通じて、調布市民だけでなく、全国の水木ファンの方々にも愛着と親しみをもってもらえる公園になれば」と話す。