イタリア料理を中心としたカフェ&ダイニング「Faro blu(ファロブルー)」(調布市菊野台2、TEL 042-426-8211)が4月7日、調布市柴崎駅近くにオープンした。
「Faro blu」代表の高木由美子さん(右)とマネジャーの大塚さゆりさん(左)
長年勤めてきたアパレル業界に区切りを打ち、好きな飲食業の道を考えていた高木由美子さんと、イタリアンレストランのサービス経験を持ち、本場のイタリア料理も研究してきた大塚さゆりさんが共同で始めた同店。階上には地域の総合診療所「柴崎ファミリークリニック」があり、長時間待つこともあるクリニック利用者が飲食しやすい店という役割も担い、イタリアンを中心とした食事やカフェを提供する店としてオープンした。
船舶をイメージしたビルのコンセプトに合致するよう、ヨーロッパの港町のカフェをイメージし、屋外にペット可のテラス席を用意して青色の日よけを設置。店内にはレンガやイタリアンカラーをちりばめ、店舗面積約10坪にカウンターとテーブル合わせて15席、テラスに6席を用意した。店名はイタリア語で「青い灯台」を意味する。
料理は2人の自家製で、パンは最近話題の食パン専門店の一つである「HARE/PAN(ハレパン)」(埼玉本店)の「純生食パン」を使用。ランチタイムはボリュームを考慮し、「自家製ハンバーグ」「トマトソースのパスタ」「海老(えび)のホワイトソースのドリア」など、日替わりセット(1,000円)6種類程度を用意するほか、ハレパンを使った「HOTサンドセット」(980円)や「本日のケーキ」(450円)などを用意。ディナータイムには、日替わりの「アンティパストミスト前菜の盛り合せ(3種)」(1,000円)、「ジェノベーゼのパスタ」(1,100円)、「仔(こ)牛のカツレツ」(1,500円)などを用意する。
飲み物は、ハンドドリップの「Faroブレンド」(450円)、「抹茶ラテ」(480円)、「ブラッドオレンジジュース」(450円)などのソフトドリンクや、自分たちで試飲して選んだ幅広い価格帯の15種類以上のワイン(グラス=500円~)のほか、「ビール」(中ジョッキ=600円)、各種カクテル(600円)なども取りそろえる。
高木さんと大塚さんは「カフェだけ、しっかりした食事、お酒を主とした夕食など、いろいろな場面でご利用いただけたら。女性が一人でも入りやすく、地域の皆さまが居心地のよい店にできたら」と話す。
営業時間は11時~15時、18時~22時。日曜定休。