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調布の革かばん卸会社が初の店舗展開 カフェも併設で

革製のかばんやリュック、ビジネスバックが並ぶ店内には修理も可能な工具なども飾られている

革製のかばんやリュック、ビジネスバックが並ぶ店内には修理も可能な工具なども飾られている

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 革かばんや革小物を扱う「Kurodan depot Garelly(クロダン・デポ・ギャラリー)」(調布市小島町1)が6月7日、電気通信大学近くにオープンした。

Kurodan depot Garelly店員の服部さん

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 かばん・袋物の企画・卸業を営むクロダン・デポ(小島町1)が初の店舗を展開。同社社長の高橋エリさんは30年近く、かばん業界で営業をしてきた経験を持つ。2014(平成26)年に同社を設立。卸売りやオンラインショップをメインに展開してきたが、駅前の開発やトリエ京王調布のオープン、ラグビーワールドカップなどで盛り上がっている「調布」にカフェを併設した雑貨店を出店した。

 店内のテーマは「倉庫」。絵画と共にメンズ系の革製のかばんやリュック、ビジネスバックが並ぶ。オリジナル商品で日本製の「Orie」「artsacs」のほか、イタリア製の輸入かばんやフランスやイギリスで展開する革製品も取り扱う。オリジナル商品は、革の素材からオーダーできる。価格は「Orie」シリーズが1万8,000円~、日本製を中心とした「artsacs」帆布トートを8,500円~(全て税別)用意する。

 併設するカフェではオーダーやかばん修理の相談のほか、仕事帰りのビジネスマンやかばんにこだわりがある人と話ができる空間を目指し、日本で活動するアーティストとクリエーティブな作品を展開する取り組みも行っていきたいという。

 高橋さんは「メンズ・ユニセックスな商品を中心に販売しているが、女性のお客さまにも気に入っていただけるようなものもある。安くはないが、革の良さや機能にこだわったかばんを提案できるので、ぜひ相談してほしい。カフェの中で雑貨を販売する店舗は多数あると思うが、当店は逆。『雑貨の中にカフェがある空間』を楽しんで」と話す。

 7月13日には、店内の棚を作った手作りアイアンウッド家具雑貨工房「well-ding-dong」による指輪のワークショップを開催。さまざまなクリエーティブな作家を呼んで、ワークショップを定期的に定期的に開催する。

 営業時間は11時~21時(曜日により異なる)。水曜定休。

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