「オリジン東秀」(調布市)が手掛ける中華料理店「れんげ食堂Toshu(とうしゅう)西調布店」(調布市上石原2、TEL042-444-2512)が3月11日、西調布駅近くにオープンした。
「れんげ食堂Toshu」西調布支店店長の市來智裕さん 中華料理で使うスプーン「れんげ」をモチーフにしたロゴがかかる店内にて
現在では持ち帰り弁当と量り売り総菜の「キッチンオリジン・オリジン弁当」が中核事業である同社は、1966(昭和41)年の創業当初から中華料理店「東秀」を展開してきた。2017(平成29)年3月からは「誰もが気軽に立ち寄れる中華の定食屋」というコンセプトに加え、食事も酒も気軽に楽しめ、より女性や家族連れが来店しやすい中華料理店を目指し「れんげ食堂Toshu」をオープン。急速に店舗数を増やし、同店が69店舗目、調布市内3店舗目となる。
客席面積は約10坪で、29席を用意し、ゆったりと食事ができる明るく清潔で居心地のよい空間を目指し、テーブル席を多くして座席間も広めに取り、くつろいでもらえるようテレビも設置した。新型コロナウイルス感染予防のため、スタッフの健康管理やマスク着用、施設・設備の清掃や消毒を徹底する。
同チェーン店では特に野菜にこだわり、1日に必要な摂取目標とされる量の半分の野菜をとることができるメニューを多く取りそろえる。メニューは、長年にわたり「東秀」で人気の「チャーハン」(420円)、「餃子(ぎょうざ)」(5個=190円)、「野菜たっぷり塩たんめん」(490円)など共通メニューのほか、独自のお得なセットメニュー「れんげセット」(690円)なども用意し、一部の商品はテークアウトに対応。新型コロナウイルス感染症防止による休校に対応し、「お子さま応援企画」として4月12日までお子さまセットを半額で提供。13日からは「お子さま弁当」を用意する予定(価格は全て税別)。
同社営業マネジャーの廣瀬公二さんは「地域の方々に気軽に、日常的に使っていただけるお店になれば。お客さまだけでなく従業員にも選ばれる店を目指していきたい」と話す。
営業時間は、月曜~金曜=11時~23時、土曜・日曜・祝日=11時~22時30分。