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調布の理系大学が小学生と家族に「おうちトレーニング」 プロコーチがZoomで指導

地域の子どもたちと交流を続けている電気通信大学アメリカンフットボール部

地域の子どもたちと交流を続けている電気通信大学アメリカンフットボール部

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 電気通信大学こども食堂プロジェクトチーム(調布市調布ヶ丘1)とライフパフォーマンス(港区虎ノ門2)は5月16日・23日・30日、調布市在住の小学生と家族(各日最大25組)を対象にZoomを使用したオンライン指導「おうちトレーニング」を行う。

Jリーガーのコーチも行っている青木豊さんが、子どもでもできるトレーニングメニューでわかりやすく指導

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 同チームはこれまでに、「健康長寿に向けた食事と運動療法」について学ぶ大河原研究室の学生と、同大学アメリカンフットボール部の部員が主体となり、地域貢献活動の一環として「電気通信大学こども食堂」に取り組んできた。今回は、新型コロナウイルスの影響で運動ができない子どもたちに体を動かす機会を与えたいと思い企画した。

 同部の顧問で監督の大河原一憲准教授が、大学院時代の友人でライフパフォーマンス社長兼トータルプロデューサーである大塚慶輔さんに相談し実現した。同社は、海外で活躍する日本を代表するサッカープレーヤーやJリーガーなどのプロスポーツ選手から、ジュニアアスリートや一般市民まで、さまざまな人にコンディショニングサポートを行ってきた。大塚さんは大宮アルディージャのフィジカルコーチもしている。

 「おうちトレーニング」では、プロサッカーコーチを務める青木豊さんがJリーガーも実践しているトレーニングメニューから小学生でもできる項目を選び、Zoomでコミュニケーションを取りながら教える。

 青木コーチは「アスリートのトレーニングは特別な方法ではなく、基本的な体の動かし方が重要。この機会にみんなで楽しく、自分の体と向き合おう」と呼び掛けている。

 時間は各日11時~11時45分。参加無料(通信料は各自負担)。申し込み専用フォームに参加希望日や参加したい日数など必要事項を記入し送信。申し込み多数の場合は抽選。問い合わせは電気通信大学アメリカンフットボール部主務の小川さんへメール。ueccrushsers.staff@gmail.com(電話不可)。

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