調布市観光協会並びに調布市は6月1日、2020年度の「映画のまち調布花火」の中止を発表した。
同市ならではの多彩なプログラムで約1万発の花火を打ち上げ、およそ30万人の観客が観覧する同市最大のイベント。新型コロナウイルスの影響および市内外から来場する多くの人々の健康と安全を第一に考え、本年度は開催が困難であると判断した。
調布市観光協会の山崎さんは「観光協会と市で協議を重ねたうえでの苦渋の決断だった。楽しみにしてくださっていた皆さまには、何とぞご理解をいただき、来年以降の調布花火にご支援・ご協力をお願いしたい」と話す。
さらに、例年延べ約4万5千人が来場する調布最大級の祭り「調布よさこい2020」の中止も決定。そのほか、市内各地の夏のイベントも中止を発表。「おらほせんがわ夏まつり」(仙川商店街)、深大寺鬼燈まつり(深大寺参道)、「深大寺夕涼みの会」(深大寺参道)、「深大寺盆踊り」(深大寺深沙の杜)、「つつじヶ丘商店会 よってんべーふれあい夏まつり」(金龍寺)、「サマーフェスティバル in 国領『国領駅前盆踊り大会』」(国領駅前)、「調布中央商店街 朝顔まつり」、「調布銀座商栄会協同組合 納涼夕市」「西調布振興会 西調布祭り」(西調布駅前)。
「布多天神社例大祭」の神事は開催するが、みこしの巡行・渡御は検討中。國領神社の秋季例大祭は開催を予定するが、状況により判断する。