ふたご座流星群が極大夜を迎える12月13日、都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)の芝生広場で「天体観察」が行われる。参加は事前申し込み制で、11月10日に応募を開始した。
ふたご座流星群は毎年ほぼ安定して多くの流星が出現する「三大流星群」の一つで、比較的明るい流れ星が楽しめる天文現象。街灯や月など明かりの少ない方がよく見え、今年は新月前で月がなく絶好の条件になっている。同園の芝生広場は、夜になると人工の光が届かず空も開けていて流れ星を見るのに最適。
当日は、国立天文台の准教授で普及室長・国際普及室長の縣秀彦(あがたひでひこ)さんが「天文講座」を開き、流れ星の観察の仕方や冬に見える星について説明する(18時~・18時30分~、各50人、植物会館集会室)。芝生広場に移動して「三鷹ネットワーク大学推進機構」の協力と「みたか星空案内サポーター」の指導の下、ふたご座流星群を観察する(19時~21時)。
冬季の野外で冷えるため、参加者はダウンジャケット・帽子・手袋・ブーツ・カイロなど防寒対策をしっかりするよう呼び掛けている。流星観測は寝転んだ方が見やすいことから、グランドシートや寝袋・毛布などの持参も推奨する。
参加費は1,000円(未就学児無料、入園無料)。先着100人(11月30日まで受け付けるが定員になり次第締め切り)。