調布市が現在、市内で撮影された映画・ドラマ作品のロケ地を題材にした「聖地巡礼×謎解き『映画のまち調布 謎解き街めぐり』」をオンラインで開催している。
多くの映画・映像企業が集積している同市は、積極的にロケ地誘致の取り組みを推進。同市が主な舞台となった1月29日公開の映画「花束みたいな恋をした」をきっかけに、全国の映画・ドラマ作品ファンや市内外の多くの人たちにロケ地を通して市の魅力や「映画のまち調布」を知ってもらおうと実際にロケ地を巡るイベントを企画したが、緊急事態宣言を受け、感染拡大防止の観点から、スマートフォンなどのタブレット端末をメインに、場所シェアアプリ「バルーンキャスト」を活用したオンラインでロケ地の謎解きをするシステムに切り替えた。
謎解き対象の映画・ドラマは「花束みたいな恋をした」のほか、「ゲゲゲの女房」「パーフェクトワールド」でロケ地は5カ所。アプリ内にいる「映画のまち調布」の応援怪獣「ガチョラ」に隠された5つの謎を解き明かし、5文字を完成させる。お薦めのロケ地やグルメ情報を投稿シェアする聖地発見の参加キャンペーン実施のほか、賞品プレゼント企画なども用意している。
同市産業振興課の小川さんは「今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンラインでの実施になってしまったが、調布市に住んでる方もそうでない方も大変楽しめる内容になっている。感染状況が落ち着いたら、是非実際にロケ地を巡ってみていただきたい」と話す。
2月14日まで。