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調布「シネマフェスティバル」規模縮小で開幕 「映画のつくり手」6人表彰も

「第3回映画のまち調布賞」受賞者

「第3回映画のまち調布賞」受賞者

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調布市文化・コミュニティ振興財団が2月5日から、「映画のまち調布 シネマフェスティバル2021」を開催する。

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 今年は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言中の状況を踏まえ、上映を予定していた映画13作品の上映会や一部イベントを中止し、大幅に規模を縮小。3月5日に全国ロードショーされる「太陽は動かない」先行特別上映とスタジオジブリ制作「となりのトトロ」のほか、「スラムドッグ$ミリオネア」「グレイテスト・ショーマン」「ボヘミアン・ラプソディ」「セッション」を上映する。

 「太陽は動かない」特別上映会では、トークゲストに同作品の羽住英一郎監督が登壇するほか、「第3回映画のまち調布賞授賞式」もオンライン中継で行われる。

 映画製作の現場を支える技術者や制作会社といった「映画のつくり手」に贈られる「映画のまち調布賞」は、映画・映像関連企業の集積する同市の独自性を尊重し、「映画のまち調布」にふさわしい映画賞として、映画文化、芸術、産業の振興に寄与した映画・映像作品およびその製作に貢献した人物や作品を顕彰。技術部門の撮影賞・照明賞・録音賞・美術賞・編集賞と作品賞、功労賞を合わせた計7賞から構成される。

 技術部門の受賞者は、撮影賞に「Fukushima 50」の江原祥二さん、照明賞に「カツベン!」の長田達也さん、美術賞に「カツベン!」の磯田典宏さん、録音賞に「惡の華」の柳屋文彦さん、編集賞に「蜜蜂と遠雷」の石川慶さんと太田義則さん。功労賞に、石原プロモーションの石原まき子会長が選ばれたほか、作品賞は、人気投票で最も票を集めた「Fukushima 50」に決定した。

 担当者の渡邊さんは「新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言中の状況を踏まえ、大幅に規模を縮小しての開催に向け、調布市、(公財)調布市文化・コミュニティ振興財団、映画のまち調布 シネマフェスティバル実行委員会で協議調整を進めた結果、一部の上映会・イベントを中止させていただくことになった。ご来場を予定されていたお客さまには、深くお詫び申しあげます。開催する上映会・イベントにつきましては、お客さまの安全・安心の確保を最優先に、感染防止対策を徹底し、万全の態勢でお迎えできるよう努めていきたい」と話す。

 今月28日まで。チケット販売方法、料金、スケジュールなど詳細はホームページで確認できる。

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