調布市が3月22日から、市内で撮影された映画・ドラマ作品のロケ地を題材にした「聖地巡礼×リアル謎解きイベント『映画のまち調布 謎解き街めぐり』」を開催する。
調布市内で撮影され、1月29日に公開した映画「花束みたいな恋をした」や連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」などを紹介する「ロケ地観光パネル」を巡る同イベント。同作公開に合わせて2週間、スマートフォンなどのタブレット端末をメインに、場所シェアアプリ「バルーンキャスト」を活用したオンラインイベントを開催したところ好評だったことから、リアルイベントとして開催を決めた。
参加者は市内各地に配架された謎解き冊子を入手し、作品を紹介する5カ所の「ロケ地観光パネル」を巡り謎解きを進める。同アプリにアクセスし、ロケ地観光パネルに貼られた2次元コードを読み取り、「映画のまち調布」応援キャラクター「ガチョラ」に隠された5つの謎を解き明かして「5文字の言葉」を完成させる。パネル設置場所は、御塔坂児童遊園、多摩川児童公園、調布市文化会館たづくり7階カウンター前、深大寺山門付近、調布PARCO1階正面入口付近。
参加者の中から抽選で30人に「花束みたいな恋をした」オリジナルステッカーと台本型ノートを進呈するほか、同市の「おすすめロケ地スポット」を投稿するキャンペーンに参加し、「ありがとう」が届いた上位10人にPARCO商品券1万円分を進呈される。
同市産業振興課の小川さんは「オンライン配信での謎解きイベントではなく、実際に調布市を巡りながら謎解きができるイベント。ぜひ映画やドラマの主人公に成り切ったポーズでお写真なども撮りながら巡っていただきたい」と話す。「イベントの参加に当たっては、調布市が発表している新型コロナウイルス感染症に関する情報をご確認いただきたい。『事前の体調確認』『咳エチケット』『マスクの着用』『手洗いや手指の消毒』などを徹底していただくとともに、『3つの密』を避けるなど、感染拡大防止対策へのご理解ご協力をお願いしたい」とも。
冊子配架場所は、同市役所3階産業振興課、同市観光案内所「ぬくもりステーション」、イオンシネマ シアタス調布、トリエ京王調布、調布PARCO、京王線市内各駅構内ラック、そのほか市内各公共施設・民間施設など。新型コロナウイルスの感染拡大の状況により内容が変更または中止になる場合あり。参加無料。開催期間は3月30日まで。