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調布市商工会60周年で「調布讃歌」披露 ベーシスト・依知川伸一さんが作詞作曲

「調布讃歌~CHOFU ANTHEM~」を披露するBARAKAのベーシスト・依知川伸一さん

「調布讃歌~CHOFU ANTHEM~」を披露するBARAKAのベーシスト・依知川伸一さん

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 調布市商工会創立60周年を記念して作られた曲「調布讃歌~CHOFU ANTHEM~」が10月10日、「第66回調布市商工まつり」で披露された。

調布市商工まつりで開催したBARAKAのライブ

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 同曲を作詞作曲したBARAKAのベーシスト・依知川伸一さんは、調布市に25年在住。BARAKAは1997(平成9)年に結成されたギタートリオで、ロック、ブルース、ファンク、ジャズなど、さまざまな要素を基に独自のサウンドを確立。2000(平成12)年のイギリス公演を皮切りに13カ国でツアーを行い、多くの世界的プログレフェスティバルにも出演している。依知川さんは、国内外で活躍するプロのベーシスト248人で結成する「地下室の会」の副会長や調布市の音楽団体「CMP(Chofu Music Project)」の代表として、さまざまなイベントをプロデュースしている。

 同曲はBARAKAのメンバーそれぞれが携わり、編曲はギタリスト・高見一生さん、アートワークは平石正樹さんが務めた。歌詞には、同市の観光スポットやゆかりのキャラクター、会社や大学、景色などを盛り込み、爽やかな楽曲に仕上げた。当日は、入場制限を行った会場でBARAKAのライブを開き、同曲も披露した。

 依知川さんは「毎日の生活の中から生まれた縁で調布の歌を作らせていただき大変光栄で、音楽家としてこれほど幸せなことはない。『調布と言えば何だろう』と書き出してみると次から次へと浮かび、歌詞の中には収まりきれなかった。調布には鬼太郎がいて、ガメラはここで生まれた。太古からの歴史がある。心豊かな人々が紡いできた歴史をその時々の文明とうまく調和させながら暮らしてきたのが調布の人々なのでは、と感じている。『調布讃歌』は、市民の皆さまに、特に子どもたちに歌っていただけたら。長く愛される曲に育ってくれることを願いつつ」と期待を込める。

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