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深大寺・松葉茶屋がドラマ「ミステリと言う勿れ」内の架空メニューを具現化 甘味のセットに

「ミステリと言う勿(なか)れ」のロケ地になった「松葉茶屋」の「いろはセット」(680円)は、ドラマ内の架空メニューを具現化

「ミステリと言う勿(なか)れ」のロケ地になった「松葉茶屋」の「いろはセット」(680円)は、ドラマ内の架空メニューを具現化

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 現在放送中のドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」第8話の2月28日放送回で、主人公・久能整(ととのう)役で俳優の菅田将暉さんと、天達春生役の鈴木浩介さんが団子を食べながら語り合うシーンが1月、調布の深大寺近くの老舗そば店「松葉茶屋」(調布市深大寺元町5、TEL 042-485-2337)で撮影された。

「ミステリと言う勿(なか)れ」の撮影で小道具として実際に使われたメニュー短冊

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 ドラマスタッフが同店をイメージして作成した小道具で、店内に貼られた短冊の架空メニュー「いろはセット 680円」が、放送で「ひときわ目立ってしまった」と同店の石川清生(きよい)さん。放送後、来店するファンが、同メニューが実在しないことを知る様子を見て、メニュー化することを発案。3月10日から提供を始めた。

 ドラマ内では同店が甘味店という設定で、菅田さんが団子を食べていたことから、同メニューは、団子を中心に考案。そば店としての特色も出していこうと、店主の石川和之さんが「韃靼(だったん)そば茶」を添えることを提案し、団子3本(みたらし、しょうゆ、あんこ)と韃靼そば茶のセット(680円)にまとまったという。メニューの短冊は、撮影小道具をそのまま使う。

 清生さんは「週末は完売するほどの注文に驚いている。人気ドラマのロケ地に選ばれ光栄。同メニューが良い記念になった。これから深大寺周辺は桜や花見の季節になるので、是非、散策の合間や休憩に立ち寄ってほしい。甘味のほか、自慢のそばは、季節ごとにより良いそば粉を求め、品種や産地を変えて毎日打ち立てを提供している。深大寺めぐりの楽しみにしてほしい」と話す。

 営業時間は10時~17時。月曜定休。

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